歯磨き粉の選び方とその効果

2017/06/20

毎日使う歯磨き粉、効果など気にしていますか?

歯磨き粉によって効果もさまざまです。

今回は、歯磨き粉の選び方とその効果について、紹介していきたいと思います。

歯磨き粉の効果って知ってますか?

歯磨き粉の効果って知ってますか?

まずは、歯磨き粉による効果についてご説明していきます。

虫歯の予防効果

化学的研究において、唯一虫歯予防効果がみとめられているのがフッ素です。(有効成分フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムなど)

歯垢中の細菌が食事を摂る事により酸を出し、歯の表面のエナメル質を破壊します。フッ素は歯垢による酸が出てしまうのを抑制し、さらに歯の表面をより酸に強い構造に変えてくれます。

そのため、フッ素の入った歯磨き粉と、フッ素の入っていない歯磨き粉を比べてみると、虫歯の予防効果が20%程度といわれております。

また通常は、唾液に必要な成分が含まれているので、自然に再石灰化が起こりますが、ミネラルが不足すると再石灰化ができず虫歯になるので、歯の再石灰化にはミネラルが必要となります。(有効成分リン酸カルシウム、TCP-APP(リカルデント)、マグネシウムなど)ミネラルを補う事で虫歯予防になります。

歯の着色を予防

毎日の飲食によって、どうしても歯の表面に着色がついてしまいます。気にしている方も多いと思いますが、全ての着色を歯磨き粉で落とすことは難しいです。

そこで、着色を落とすために必要なのが研磨剤です。研磨剤の主成分は、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)、無水ケイ酸(シリカ)などが主な研磨剤成分となります。

しかし、研磨剤は着色を落としてくれますが、研磨作用が強すぎると表面のエナメル質を削ってしまったり、歯茎を傷つけてしまう可能性があります。傷によって逆に着色がつきやすくなってしまったり、知覚過敏の原因にもなってしまうこともあります。

歯磨き粉の成分表示をしっかりと確認しましょう。または、必要に応じて歯医者で相談して歯磨き粉を決めて見るのもおすすめです。

知覚過敏の予防

知覚過敏は歯の磨きすぎや歯ぎしり、歯茎が下がってしまい内部の象牙質が露出し、そこに刺激が加わることで起こります。

歯磨き粉に使われる、硝酸カリウムや乳酸アルミニウムといった成分は、外部からの刺激に対して一時的にバリアをしてくれ守ってくれる働きをするので、知覚過敏になりにくくなります。また、ハイドロキシアパタイトもエナメル質と同じ成分で表面をコーティングしてくれる作用があります。

歯磨きで歯周病予防効果を期待している方は注意して下さい。歯周病の多くは、歯磨きでは届かない歯周ポケットの中にあるので効果はほとんどありません。

自己ケアとしては、歯磨きと併用して、デンタルフロス、歯間ブラシ、糸ようじなどを使うとより、歯周病・虫歯予防効果が上がります。それでも不安がある方は、歯医者で受けられる歯のクリーニングを受けると良いでしょう。

歯磨き粉の選び方とその効果のまとめ

ポイントは3つあります。

1つめは有効成分をしっかり確認する事です。

虫歯予防のに効果が実証されてるのはフッ素になりますので、フッ素がより多く含まれているものをおすすめします。ドラッグストアより歯科医院だけでしか買えない、歯磨き粉の方が濃度の高いものを取り扱っています。

2つめはエナメル質が削れる、歯茎へのダメージの可能性があるため研磨成分が低いものを選ぶようにしましょう。

3つめは低発泡のものを選ぶ。泡が立ちすぎてよく磨けていると思いやすく、実はきれいに磨けてないという事もあるからです。

歯磨き粉を買う際は、ポイントを気にしつつ好みの歯磨き粉を見つけてみてください。

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